ほぼ毎日Snow Man

SnowManとその界隈の出来事を書いてます。

ジャニーズは多くの人にとってもはや人生の一部

Myojo7月号で Hey!Say!JUMPの山田涼介さんから「アイドル誌にグループ全員で登場するのはいったんお休み」と発表がありましたね。

 

Hey!Say!JUMPがアイドル誌を卒業・・・月日がたつのは早いものです。

 

「今度のグループは全員平成生まれなんだって」「まじで!?」とあちこちで盛り上がったこと、今でも覚えてます。Hey!Say!JUMPのみんなも大きくなったなあと思ってたら、何とデビューは2007年。そうですか、そんなになりますか。そりゃ大きくもなるわけです。

 

すっかり大人になったHey!Say!JUMPのメンバーですが、デビュー当時は12歳~17歳。グループとしての絆を深める時間もなく、別ユニットの仲間に自分から別れを告げることも許されないままデビューして、いきなりの東京ドームコンサート。「温室育ち」と揶揄されることもありましたが、まだ子供だった本人たちにとってはさぞかし大変だったろうと思います。SnowManのように下積みが長くて苦労するのと、あっという間にデビューしてその後に苦労するのと、どちらが良いのかわかりませんが、今こうして一人一人がそれぞれ活躍しているのを見るとほっとします。

 

ジャニーズのアイドルはもはや私たちの生活の一部であり、「人生の一部」ですから。

 

日本では、SMAPの活躍により1990年以降、男性アイドルのアイドルとしての寿命が劇的に伸びました(※1)。ジャニーズでは、SMAPがCDデビューした1991年以降、デビューしたグループで解散したグループはまだありません。タッキー&翼は活動休止するまで15年、嵐は活動休止するまで20年。平成の最大瞬間風速と言われた光GENJIが完全に解散するまで7年しか活動しなかったことを考えれば、ものすごく長い活動期間です。

 

 それにしても、SMAPは解散するまでの25年間、歌って踊ってコントもこなせば演技もいける、まさにエンターテイナーとしてあらゆる分野で活躍し、ジャニーズ事務所をエンターテインメント王国に押し上げた功労者。今、後輩グループがそれぞれの分野で活躍できているのはひとえにSMAPのお陰だと思います。

 

SMAP以降に解散するのはV6になります(予定)。デビュー26周年の記念日となる2021年11月1日をもってグループの解散を発表しましたが、26年ですよ!!「若い方の子たちはComingCenturyっていう意味なんだって」「21世紀になるってこと?でもそんな先のことなんて全然実感わかないよねー」などと呑気に言ってたら(当時平成7年)、なんと平成が終わってしまいました。

 

もちろんデビュー当時からファンと言う方も、途中からファンになりましたと言う方もいらっしゃるでしょうが、いずれにせよファンの多くはV6とともに人生を歩んできた方たちだろうと思います。V6のファンの方たちはとても礼儀正しいことで有名ですね。

 

男性アイドルの”アイドルとしての寿命”を劇的に伸ばした偉大なグループSMAPSMAPと共に歩んだファンの人生については、乗田綾子さんが「SMAPと、とあるファンの物語」という素晴らしい本をお書きになっています(※2)。アイドルの寿命が長くなったことで、ファンはいつしか大人になります。大人にとってジャニーズのアイドルは、熱狂してのめりこんだり、過度に依存したりする対象ではありません。アイドルは、いつも人生に寄り添ってくれて、力や希望を与えてくれる存在なのです。

 

最近はよく韓国のボーイズグループと比較されがちなのですが、社会における受容のされ方が全然違います。日本における男性アイドルは、私たちの生活に寄り添い、私たちの毎日を彩り、幸せな気分にさせてくれる。辛いときには勇気づけてくれて、前に進む気力をくれる。それがアイドル。アイドルがいなかったら、日本の生産性は間違いなく下がると思う。少なくても私の勤労意欲は著しく下がります。

 

さて、SnowManにとってのHey!Say!JUMPですが、何と言っても大人数グループの大先輩です。彼らがそれまでいなかった大人数グループとして成功したからこそ、SnowManも大人数グループでデビューできたと思います。

 

Hey!Say!JUMPがデビュー10周年を目前にした2016年ごろには、デビュー後の努力が実り、そのパフォーマンスには定評がありました。大人数を生かしたパフォーマンスは「韓流っぽい」と言われていたようで、メンバーの藪さんは「ダンスのフォーメーションを極め、9人で表現できる世界を広げていきたいと思っているから、その考え方は日本人よりも韓流アーティストに近いと思う」とおっしゃっていたようです。(※2)

 

当時は「ジャニーズにはフォーメーションの重要性を理解しているグループはいない」状態だったそうで、現在のSnowManのパフォーマンスを見ている側としてはちょっとびっくりです。もしかすると、SnowManはHey!Say!JUMPから大人数グループでのパフォーマンスについて色々とアドバイスをいただいたりしているのかもしれません。

 

来年はいよいよHey!Say!JUMPデビュー15周年。アイドル誌は卒業しても、自分たちがアイドルでいることが辛くなったり、グループとして存在することが難しくなるまでは、アイドルとしてファンに元気な姿を見せてほしいと思います。

 

(了)

 

※1 太田省一「ニッポン男性アイドル史-1960-2010年代-」青弓社、2021年。男性アイドルは研究が少なく、中立かつ網羅的な男性アイドル史は現段階ではこの本しかないのと思います。ジャニーズの歴史についてはジャニーズ研究会編著「ジャニーズグループの終わり方-あのOBたちのその後」鹿砦社、2018年。アイドルは清廉潔白でなければと思われている方にはおすすめしませんが、ジャニーズ結成からSMAP解散までを概観できます。

※2 乗田綾子「SMAPと、とあるファンの物語」双葉社、2017年。アイドルとファンの物語であると同時に、エンターテインメントの東京一極集中についても考えさせられる本です。

※3 藪さんのくだりは、永尾愛幸「Hey!Say!JUMP -10年目の飛翔-」太陽出版、2016年。藪さんはダンスもうまいですが、とにかく歌がものすごくうまいです。