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SnowManとその界隈の出来事を書いてます。

日本語が読めない大人たち

「AI vs.教科書が読めない子供たち」を読んで、ジャニーズのファンの中にも日本語が読めない人たちがたくさんいるんだろうなあとしみじみ感じました(※1)。

 

 先日「何とかくんにプレゼントするために洋服を買いました。ジャニーズはプレゼント禁止ですが、もらってもらえるようにがんばります」とネット上でおっしゃっている方がいらっしゃいまして。日本語が読めないお子様なのかと思ったら「専業主婦の私には痛い出費でした」。何ですと?主婦ということは、大人の方でいらっしゃいますか。うーん、そうですか。

 

現在、ジャニーズ事務所は公式に手紙以外の贈り物を禁止しています。「贈り物についての『ご案内』と『お願い』」を読めば誰でもわかります。掲示板で「プレゼントしたいのですがどうすれば良いですか」と聞けば、誰かが「ジャニーズはプレゼント禁止なので、ファンレターを書きましょう」と教えてくれます。

 

ジャニーズが贈り物を禁止したのは、1989年(平成元年)にデビューした光GENJIの人気があまりにもすごかったからです。当時はまだ贈り物禁止ではなく、バレンタインデーに光GENJI宛に届くチョコレートの量は4トントラック38台分(計152トン)だったとか。ジャニーズはこの膨大なチョコを処分せざるを得ず、これを知った多くのファンの批判を受け、この後、ジャニーズでは贈り物が禁止になりました。

 

152トン分のチョコをメンバー7人で分けたとして、日本人一人当たりのチョコレートの平均消費量を2.2kgとすると、一人あたり9863年分のチョコレート量です。それは無理です。ちなみに、1993年に光GENJIの内紛解散報道が出たころ、「バレンタインのチョコが3年で30トンもダウンした」ことで、人気の低下を指摘する声もあったようですが、チョコレートが30トン”届いた”ではなく、30トン”ダウン”した!当時のジャニーズ事務所のスタッフ様はチョコレートの処分にはさぞかしご苦労されたことでしょう。

  

ジャニーズ事務所が贈り物を受け付けないのは、もちろんご本人たちの身の安全を守るためでもあります。どこの誰かもわからないファンからのプレゼントには盗聴器や発信機が仕込まれているかもしれません。

 

手紙ですら、安心はできません。過去には(ジャニーズではありませんが)タレント宛の郵便物が爆発して怪我をする事案もありました。爆発物とまではいかずとも、中にカミソリの刃、猫の尻尾、針が刺さった本人の写真が入っていたりするのです。これは1982年に近藤真彦さんの映画の相手役として抜擢された武田久美子さんあてに実際に送りつけられたものです。ジャニオタ怖い・・・

 

 贈り物の件で思ったのですが、もしかしてジャニーズのファンの中にも日本語が読めない大人は普通に存在するのではないでしょうか。前掲「AI vs.教科書が読めない子供たち」によれば、中学校を卒業する段階で約3割が表層的な読解もできないそうです。その時点で読解ができなければ、その後の学びによって読解力を獲得する機会は少ないでしょうから、大人になっても”読めない”可能性が高いと思います。実際に「国際成人力調査」によれば日本人の大人でも3分の1は日本語が読めないそうです(※2)。

 

そう考えれば、禁止されている贈り物を買ってしまうのも、特定のメンバーを執拗に攻撃する人たちがいるのも納得がいきます。

 

今までずっと不思議でした。SnowManメンバーが公式ブログでいくら言葉を尽くしても、10000字で真摯に言葉を紡いでも、特定のメンバーを攻撃する人たちがいることが。

 

あの人たちは、日本語が読めない人たちなのです。

 

そうでも思わないと全く理解ができません。

 

Myojoの10000字とは、アイドル誌Myojoで連載されている「10000字ロングインタビュー」。ファンの間では通称「10000字」と言われる名物記事です。デビュー後に実施する「僕がJr.だったころ」シリーズと、デビュー5年後に実施する「STAND BY ME」シリーズがあります。

 

特に「僕がJr.だったころ」はデビューの証でもあるので、ファンにとっては大変感慨深いものがあります。タイトルに「10000字」とあるように、大変ボリュームのあるインタビューです。これまでの経歴や今後の抱負にとどまらず、皆が知りたがっているけど聞きづらい話や、私生活にまで踏み込む読み応えのある内容で、これを読むためだけにMyojoを購入するファンがいるほど人気の連載です。

 

現在は、「SixTONESSnowMan編」として両グループのメンバーが一人ずつインタビューを掲載していただいています。今回は下積み期間が長かった両グループということで、過去の「僕がJr.だったころ」シリーズと比較しても出色の出来だと思います。

 

そんな10000字インタビュー、SnowManメンバーも一人一人が真摯に、デビューにあたって増員したことについて、出来上がっているグループに後から加入することについて語っています。色々な思いがあって、でも全部を受け入れて前向きに進んでいこうとするその姿に「この人たちを丸ごとずっと応援していこう」と思わないなんてありえない。それくらい毎回胸に刺さる内容です。

 

過去のどのグループでも、どんな人でも、デビューまでに色々な苦労がありました。でも、SnowManほどの思いをしたグループはないでしょう。努力が必ず報われるわけではないと知っていても、”神様どうかこの人たちの努力が報われますように”と願わざるを得ません。

 

ファンなら当然読んでるはずだから、他のメンバーを攻撃するとかってあり得ないと思ってました。でも、たぶん読んでないんですね。日本語が読めないから。

 

ネット上での罵りあいでも、よく「うん?どうしてそうなるの?」と思うことが多々ありますが、そもそもの日本語が読めないのでは仕方ありません。下手すると、日本語が読めない人同士でやりとりしているのですから、訳の分からないケンカになっているのも当然です。

 

だから、SnowManのメンバーにはなるべくエゴサーチはせずに心穏やかに過ごしてほしいです。お子様たちが訳もわからず騒いでいるのはほっておくとしても、世の中には日本語が読めない大人もたくさんいるのです。いくら言葉を尽くしても、そもそも日本語が読めないのだから、理解してもらうことは難しいと思います。

 

日本語が読める残りの3分の2のファンはメンバーの言葉を真摯に受け止めています。

 

水野光博様を始め、10000字チームの皆様いつも本当にありがとうございます、集英社様、ぜひぜひ単行本化お願いします。

 

(了)

 

 ※1 新井紀子「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」東洋経済新報社、2018年

 

※2 日本人の3分の1は日本語が読めない、それでも先進国のなかでは優秀という事実[橘玲の日々刻々] | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン (diamond.jp)

 最終閲覧日:2021年5月29日