ほぼ毎日Snow Man

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「滝沢歌舞伎ZERO」をご覧になった方はぜひ7月の歌舞伎座へ

7月大歌舞伎が初心者の方にも超おすすめなので紹介します。

 

先日のブログにも書いたのですが、残念ながら今の歌舞伎(←伝統芸能の方)は、せっかく滝沢歌舞伎ZEROを見て歌舞伎に興味を持って下さった方の受け皿になっていないのではないかと思っていました。理由は、チケットの価格が高いこと、演目が見る人を選ぶこと、役柄と見た目が違い過ぎてわかりづらいことがある(例:見た目が明らかに高齢なのに、役柄は若いお姫様)ことです。

 

7月の歌舞伎座は違います。どの演目もおすすめです。チケットの価格が高いことはどうしようもないのですが、演目が面白くてわかりやすいものばかりでとても良い。役者も良い。できれば1等席で楽しんでいただきたいですが、この演目であれば3階A席、3階B席でも楽しめると思います。

 

SnowManのファンの方は滝沢歌舞伎ZEROを通じて、ある程度歌舞伎のお約束がわかっているので、どういうお話かは見ればわかると思いますが、話がわからなくても見てるだけで楽しめる演目ばかり。歌舞伎を見たことのない人におススメを聞かれたら7月の演目は候補になるだろうなというくらい、みんなに優しい演目ばかりです。滝沢歌舞伎ZEROを見て、歌舞伎ってちょっと面白そうと思った方なら絶対に大丈夫です。

 

歌舞伎を見ると、滝沢歌舞伎カンパニーが本当に真摯に歌舞伎に取り組んでいることがよくわかります。もちろん歌舞伎役者ではないので同じようにはいかないと思いますし、実際の歌舞伎とはちょっと違うところもあるのですが、それでも歌舞伎のエッセンスは十分に伝わります、何より、こんなに若くて人気のある子たちが一生懸命やってくれていると思うだけでぐっとくる(←年齢のせいも多分にあるのですが)。

 

歌舞伎を見てから滝沢歌舞伎ZEROを見ると、ますます滝沢歌舞伎ZEROが好きになること間違いなしです。滝沢歌舞伎ZEROのチケットよりは、断然チケットは取りやすいです。歌舞伎座で見る歌舞伎もなかなか良いなと思っていただけたら、何年かに1回で良いのでぜひ歌舞伎座に足を運んでいただけると嬉しいです。

 

着物じゃないといけないとか全然ないので安心してお出かけください。SnowMan表紙の「Hanako」が銀座特集でしたので、行かれる方は、行く前に「Hanako」を見ておくと銀座がより楽しめるかもしれません(※)。

 

7月は3部制です。

 

第一部 2021年7月4日(日)~29日(木)午前11時~

 

一、あんまと泥棒(どろぼう)

あんまの家に泥棒が入り、なぜだか酒を飲みかわすことに。そのうち話はだんだんと意外な方向へ・・。登場人物二人のやり取りが笑いを誘うユーモアたっぷりのお話です。また配役がいいんですよー。これ絶対に面白いやつ。

 

二、蜘蛛の糸宿直噺(くものいとおよづめばなし)

源頼光主従の土蜘蛛退治を題材にした変化舞踊。一応ストーリーはあるのですが、話わかならくても全然大丈夫です。とにかく一人の役者が華麗な早替わりで6役を演じるだけでもすごい!見どころ盛りだくさんなので、豪快な立ち廻りや、繰り出された蜘蛛の糸が織りなす華やかな舞台をただただ堪能してください。特に今回は猿之助さんの六変化ですからね。楽しみすぎる。

 

第二部 2021年7月4日(日)~29日(木)午後2時30分~

 

一、身替座禅(みがわりざぜん)

愛人と何とかこっそり会おうと策略をめぐらせる夫と、夫の考えることなんてすっかりお見通しの妻。愛人と密会した後、妻にはばれていないと信じ込んでウキウキと帰宅した夫の運命やいかに・・・。普通に(←ほめてる)面白いです。この手の話は、いつの時代も変わらないですよね。特に7月の配役は絶妙で、これ絶対に面白いやつじゃん。というか、こんな豪華メンバーで身替座禅なんて贅沢すぎ?という配役です。

 

二、御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)

鈴ヶ森(今の品川付近)で運命的な出会いを果たす、お尋ね者の美少年・白井権八と、江戸随一の侠客・幡随院長兵衛。ストーリーは特にないと言えばない。それだけに役者の力量が重要な話なんですが、大丈夫です。名作をうまい役者で見る。あー、贅沢だわ。見どころは白井権八の色気と華麗な刀さばき、幡随院長兵衛の男気と懐の深さ。そのコントラストがたまらん。

  

第三部 2021年7月4日(日)~16日(金)午後5時40分~

雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)

歌舞伎十八番の「毛抜き」「鳴神」「不動」の3作品が織り込まれている通し狂言。登場人物が色々出てきたり、話自体も何だかんだとあるのですが、まったくわからなくても問題なし。見た目がかっこいいのが良い人で、見た目が悪そうなのが悪い人です。色々な演目が詰まっている時点ですでにお得なのですが、一人5役の早変わりあり、フライングあり、当然歌舞伎のお約束もたっぷり詰まった超お得な演目。難点は海老蔵さんなので、恐らくチケットが早めに売り切れてしまうことくらいでしょうか。

 

どれを見に行っていただいても歌舞伎の面白さを堪能できると思いますので、行ける方はぜひ7月の歌舞伎座へ。詳しい話は松竹さんのHPをご覧ください。

 

(了)

 

※「Hanako」2021年5月号、マガジンハウス

 

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