ほぼ毎日Snow Man

SnowManとその界隈の出来事を書いてます。

ビジネスにおける仁義

週刊女性」(主婦の友社)の「好きなジャニーズ・嫌いなジャニーズ」を見て、ビジネスにおける仁義について考えた話。

 

これはあくまでも私の個人的な見解です。もし「週刊女性」が「嫌いなジャニーズランキング」を実施していることについてジャニーズ事務所も、ランクインしたご本人たちも納得のうえで公表しているのだとしたら、まったく見当違いかもしれません。事情を知らないファンから見たらこう見えているということでご了承ください。

 

話は文春から始まるのですが、毎年恒例となりました文春の「好きなジャニーズ・嫌いなジャニーズ」ランキングの投票が先月から始まりました。と思いきや、なんと今年は「嫌いなジャニーズ」ランキングがありません。投票は「好きなジャニーズ」だけです(※1)。

 

何があったか知りませんが、大変良い判断だと思います。なぜなら、嫌いなジャニーズにランクインして喜ぶ人は誰もいないからです。ご本人はもとより、ご家族やご親戚、ご友人、そして何より応援しているファンにとっては不愉快きわまりない、本当に何のメリットがあるのか全くわからないランキングだと思っていました。ですから、投票がなくなったことは、SnowManがどうのこうのを抜きにして本当に嬉しいです。来年以降もずっとやらなくていいです。

  

というわけで、今年は”あの”文春ですら嫌いなジャニーズランキングの投票を止めたのに、「週刊女性」(主婦の友社)は嫌いなジャニーズランキングを決行したうえに、よりによってSnowManのメンバーをランクインさせたのです。こんなことってあります?何より私が許せないと思うのは、主婦と生活社の企業としての姿勢です。

 

週刊女性」は現在3誌しか生き残っていない女性芸能週刊誌のうち、最も歴史のある週刊誌です。ただし、誇れるのは歴史の長さだけで、発行部数は断トツで低い。「女性セブン」と「女性自身」の2誌が競り合っている中、「週刊女性」のみが圧倒的に劣っているので、勝負にすらなっていません。主婦と生活社自身も決して楽な経営状態にあるわけではないと思うのですが、「最も歴史がある」とのプライドもあってなかなか手を引けないのではないでしょうか。

 

そんな「週刊女性」ですが、長らくジャニーズ事務所に忖度しないメディアとして知られ、ジャニーズのタレントの熱愛やスキャンダルを報じてきました。

 

ですが、少なくとも2018年の段階ではJ担と呼ばれるジャニーズ担当の記者を置いていますし、それまで出入り禁止だった公式の記者会見にも参加しています(※2)。そのかいあってか、2019年における「週刊女性」の発行部数は、その前は約2倍の差と言われていたのが、1.5倍差まで追いつきました!やったね!発行部数は10万部以上差がついてるけどね(笑)。まあ、雑誌を存続させるためにジャニーズ事務所と良い関係を築きたいと考えたのは当然だろうと思います。

 

ところが、まさかの誤報連発。2021年に入ってからだけでも公式に「事実ではなかった」との謝罪を2回しています。ジャニーズ事務所と仲良くする気あります?そもそも「週刊女性」と事務所の仲が悪くなったのも、「週刊女性」が忖度しないからではなく、信ぴょう性に乏しく事実ではない記事を掲載したからだったはず。それなのに、全くこりてません。

 

仮にも独立したメディアなのですから、心にもないジャニーズの持ち上げ記事を書いてくれとはいいません。ただですね、記事を書く方も一応はプロですよね(←知らんけど)。掲載する媒体も歴史(だけは)ある雑誌なのですから、事務所から抗議を受けてすぐに撤回せざるを得ないような記事を書いて掲載したうえに、ネットにまでアップするのはどうかと思いますよ。

 

さらに許せんのは、主婦と生活社が今年のカレンダーの担当社になっていることです。

 

毎年恒例となっているジャニーズカレンダーですが、扱いは「書籍」となります。通常書籍よりも原価が低く、販売促進費もかからないため出版社の取り分が多く、どこの出版社でも取り扱いたい案件です。実は最初にランキングを見たとき、嫌いなジャニーズにSnowManのメンバーを複数ランキング入りさせたのは、主婦の友社がジャニーズカレンダーに参入できなかったことへの逆恨みかとも思いました。ところが、ちゃんと今年のカレンダー担当しているじゃないですか。おい!

 

しかも主婦と生活社は、毎月アイドル誌を出版している学研プラス様(POTATO)とホーム社様(Duet)を押しのけての参入です。ねえ、ジャニーズカレンダーでしっかり利益を出しておいて、この下げ記事ってどういうことなん?

 

ジャニーズ事務所のほうだって、これまでのことはさておき、主婦と生活社と良好な関係を築きたいと思ったからこそ、今年のカレンダーのうちの1種類を主婦と生活社に託したと思うのです。それがどういうことですか。誤報は連発するわ、「嫌いなジャニーズランキング」を決行するわ、そのうえ事務所としてもまさに今積極的に押しているSnowManをランクインさせるとは。

 

SnowManは来月に新曲の発売を控え、ラウールさん主演映画の公開を控え、佐久間さんが声優としてダブル主演を務めるアニメ映画の公開を控えています。他のグループであったとしても、新曲や映画の前は事務所にとって大事な時期です。しかも新曲に至っては何と過去3作の連続ミリオンも射程に入ってきており、4枚目となる7月発売の新曲の予約状況も絶好調。CDを100枚枚売るということは音楽業界にとっても一大事ですから、関係各署がまさに今新曲の店頭発売に向け着々と準備を進めているところです。

 

って、ジャニーズに少しでもかかわる人ならわかりますよね。しかも、主婦と生活社はカレンダーを担当させてもらって利益を得たのだから、ジャニーズ事務所には恩義があるわけじゃないですか。どうしてこの大事な時期に水を差すようなことするかな。

 

民主主義国家ですから報道の自由は当然ありますし、メディアは独立しているべきでしょう。でもね、ビジネスにだって、仁義ってものがあるのではないでしょうか。カレンダーで受けた「恩」を嫌いな人ランキングという「仇」で返すのは、いくらビジネスの世界とは言え、仁義にはずれる行為だと思います。

 

主婦と生活社が何を目指しているのかよくわかりませんが、少なくても来年のカレンダーの担当社からは絶対に外してほしいです。お願いジャニーズ事務所様!!こんな会社がジャニーズを利用して利益を得るなんて、絶対におかしいです。

 

(了)

 

※1 文春第4回「好きなジャニーズ」ランキングの投票期間は2021年5月26日~同年7月26日。投票には登録が必要です。詳細は文春のサイトをご確認ください。

※2 常田裕+別冊宝島特別取材班「ジャニーズで今、何が起きているのか?」株式会社宝島社、2019年