ほぼ毎日Snow Man

SnowManとその界隈の出来事を書いてます。

SnowManにはセンターが必要だと思う

渡辺翔太さんが「まだジャニーズJr.なんじゃないかと思うことがある」とおっしゃっているのを聞いて、なぜSnowManが今の編成になったのか考えました。(※)。

 

CDデビューする前のジャニーズJr.(以下、「Jr.」)と言えば、先輩のバックで経験を積むのがお約束でした。今でこそ、単独でライブをするばかりか、音楽番組でジャニーズJr.をバックにつけて歌うこともあるJr.ですが、SnowManがJr.だったころはひたすらバックとして他のグループを輝かせるのが仕事。先輩グループならまだしも、年代は近いのに先にデビューしたグループのバックにつくこともしばしばでした。

 

華やかなアクロバットで舞台を盛り上げながらも、決して主役を喰ってしまうことなく、あくまでもバックとしてしっかりとステージを務め、”職人集団”とも呼ばれていました。一人一人の能力が高いうえに、本人たちも努力を怠らないSnowMan。新しい技があっても「SnowManなら大丈夫だろう」と思われてリハーサルの時間もすごく短かったとか。振り覚えも早く、どんなにスケジュールが厳しくてもきっちり仕上げてきてくれるSnowManはバックとしてさぞかし重宝されたことでしょう。

 

しかも、バックですから主役より目立ってはいけないのに、主役の足をひっぱってはいけないのです。前にいるグループのレベルに合わせて踊るには、自分たちがそれ以上に高いレベルにいる必要があります。下手な人がうまい人に合わせて踊ることはできないからです。決して主役になることのない”職人集団”であることにご本人たちも葛藤があったとのことですが、結果としてデビューまでの長い間、ずっとそうやって過ごしてきたのです。

 

それがいきなり、「君たち主役だから」と言われても、なかなかすぐに慣れるものではないでしょう。だから、SnowManにはセンターが必要だったのだと思います。逆説的ですが、SnowManのメンバーはあまりにもバックが長かったので、「誰かを輝かそうとしている時、自分たちも一番輝く」のだと思います。最も力を発揮すると言っても良いかもしれません。

 

SnowManのセンターはラウールさんですが、背が高く、華があり、ダンスのスキルも高く、まさにグループのセンターにふさわしい方だと思います。そして何より、年齢が一人だけ離れているので、とてもかわいい。他のメンバーは意識せずともラウールさんが最大限輝くように、自分たちも能力を最大限発揮してしまうのだと思います。

 

SnowManがこれだけ長期間バックとしてやってこれたのは、「誰かのためにがんばれる」人たちだからだと思います。元からそうだったのか、時間と経験がそうさせたのか、今となってはわかりません。でも、少なくても今はまだ「支えるべき誰か」がいたほうがご自身たちにとっても居心地が良いのではないかと思います。いつか自分たちが主役であることに慣れて、曲によってはセンターが変わったりすることがあるかもしれません。

 

そして、ラウールさんにとってもやっぱりSnowManが最適解だったのです。身長が高いので、他の人といるときは悪目立ちしてしまうこともありますが、SnowManにいれば身長が高いメンバーが多いので大丈夫です。ダンスも圧倒的にうまいし、華もあるので、どこのグループにいてもすみっこでひっそりと存在していることはできなかったでしょう。だからと言って、性格的にセンターとして皆をひっぱるというタイプでもありません。

 

SnowManにいれば、グループ全体のリーダーは岩本照さんです。メンバーにとっては精神的支柱でもあり、ダンスやアクロバットや身体づくりでも本当に頼りになる存在です。だからラウールさんは、センターとしてのパフォーマンスに集中できるのです。

 

またパフォーマンスそのものも「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」のように一人だけ突出してしまうわけではありません。一人だけ圧倒的にうまいとグループとしてはよろしくないので、うまい人がある程度抑えて周囲に合わせる必要があります。

 

SnowManであれば、思いっきりパフォーマンスしても周囲のレベルが高いので一人だけ浮いてしまうこともありません。ご本人にとっては、かなり気は楽なのではないかと思います。

 

デビューしてからグループとしての一体感がますます高まっているSnowMan。デビュー曲「D.D.」は当時は衝撃的でしたし、今見ても十分すごいですが、最近のパフォーマンスをテレビで見て、グループとしての一体感がものすごく強くなっていることに驚きました。今思えばですが、当時はまだお互いの距離感も手探りだったことでしょう。

 

当時から、仲は良さそうには見えましたが、今の仲の良さとは全然違ったはずです。あれから色々な経験を皆で乗り越えて、グループとしての絆がさらに深まったというのがパフォーマンスから伝わってきました。もっともっと同じ時間を過ごして、嬉しいことも辛いことも皆で経験していくことで、グループの絆はさらに深くなるでしょう。

 

これからもSnowManをずっとずっと見ていたいです。

 

※「FINE BOYS」8月号、株式会社日之出出版