ほぼ毎日Snow Man

SnowManとその界隈の出来事を書いてます。

転売はなくならない

転売について知れば知るほど、チケットの転売はなくならないだろうなあと思う話。

 

ジャニーズのチケットの転売はめちゃくちゃ美味しい商売です。これに今自分が参入していないのは、ひとえに自分のちっぽけな正義感のためです。転売に加担したらますます自分の首を絞めることになるのがわかっているからまだ参入していないだけです。自分がSnowManのファンでなければ絶対に参入していると思います。

 

ジャニーズ事務所がこのまま手をこまねいているようであれば、もはや正規のルートではチケットを入手できないことは必然です。お金さえあればチケットは手に入るのです。ものすごく高額ですが、それでもお金で解決できるのであれば何とかしたいと思うのが人情です。高額な転売チケット代を払うためには、その分稼がないといけません。稼ぐ手段で最も効率が良いのは、他のチケットを入手して高く売ることです。悪循環なのはわかっていますが、チケットが入手できないのです。仕方がありません。

 

先日から始まったジャニーズJr.のコンサートで本人確認をきちんとしようとしたら、公演開始前に埋まった座席は2割だったとか。結局時間切れで並んでいた人を入場させてしまったことで、本人確認ができず入場できなかった人たちが大ブーイング。「本人確認します」と事前に言われているので、文句を言う権利はないのですが、帰らずに並んで待っていれば入場できたのです。文句を言いたくもなるでしょう。確率から考えれば、並んで待っていた人たちの相当数も本人確認ができなかったはずですから。

 

いっそ観客2割で公演した方が良かったのにと思います。「並んでさえいれば時間切れで入れるかも」と思えば、みな帰らないで待つようになるに決まっています。このへんの緩さが、さすがジャニーズ事務所です。チケットは確実に全て売れているのです。観客が2割だっていいじゃないですか。チケットの売り上げはすでに確保しているのですから。

 

「ジャニーズはたとえ観客が2割しかいなくても、絶対に本人確認をするまでは入場させない」と知らしめる良い機会だったのに。もし売る方にも、買う方にも「本人確認が確実にできなければ入場できない」と認識されれば、転売チケットの売買のハードルが少しは上がって、少しは歯止めにはなるでしょう。少なくても個人レベルで、写真付きでそれなりのクオリティの写真付き身分証を大量に作成して貸出するのは難しいでしょうから、小遣い稼ぎレベルでやっている人たちは減らせるかもしれません。それでも、真面目に(?)転売しようと思えば、こんなにうまみのあるジャンルはないので、転売を撲滅することは難しいと思います。

 

転売は「安く買って高く売る」のが基本です。他のジャンル、例えば本や古着だと、今売られている値段は「自分が買おうとしている値段がそもそも安いのか」、そして「買った値段より高く売れる」かを見極めるのが難しいのです。本気で稼ごうと思ったら、自分がそのジャンルのモノの価格を知っている必要があります。そして消費者の需要は刻々と変わるので絶えずモニターしておく必要があります。

 

その点、ジャニーズのチケットはほぼ確実に低下よりも高く売れます。需要がなくなることもありません。定価割れするのは、人気を見誤って無駄に大きな会場でコンサートをすることになったときくらいで、滅多にありません。今どこのグループが人気があるのかだけ見ておけばよいのです。Jr.までいれても、コンサートができるグループは数えられるくらいです。何年に何周年なのかおさえておくのなんて簡単です。どこのグループが人気があるのか確認するのも、毎日モニターに張り付いて実売価格をチェックするのに比べれば楽勝です。そのグループのためにお金を払うファンがどのくらいついているかは、CDの売上などから推定できるでしょう。

 

チケットを入手するために、自分で何時間も行列に並ぶ必要もありません。より多くの商品を手に入れるために人を雇って並ばせる必要もありません。チケットを入手するために何人分の名義で申し込もうと、スマホなりパソコンなりで申し込むだけです。寒空の中あるいは炎天下で並ぶことを考えれば楽勝です。

 

しかも、家電やゲーム製品のように実態のある商品ではないので在庫を抱えることもありません。置き場所の確保も必要ありません。発送のために梱包する必要もありません。

 

こんなに良いことづくめなのに、利益が半端ないです。1万円のチケットが最低でも数万円、運が良ければ10万円、ひょっとすると50万円で売れるのです。今はまだ「50万」という価格にインパクトがあるので「50万円」と報じられていますが、50万円を超えるのは時間の問題かと思います。Jr.のチケットですでに50万円ということは、SnowManのコンサートなんていくらになるのか、考えただけでも恐ろしい。SnowManのファンはジャニーズ全グループの中で最も購買力があると思われていますから、コンサートが決定すれば、ファンクラブの会員数はすぐに軽く10万人くらいは増えるでしょう。ファンも複数名義で入会しますが、プロもそれなりに参入してくるはずです。某グループがコンサートツアーを発表した時は6万人くらいファンクラブ会員数が増えました。「こんなにファンが増えて嬉しい」と喜んでいるのは、純粋なお子様だけです。6万人分も名義が増えたのは、ファンがそれぞれ名義数を増やしたのと、プロが「これは金になる」と思って参入してきたからです。チケット争奪戦が今まで以上に厳しくなるということですので、そこは喜ぶところではありません。

 

チケットが1枚売れればファンクラブの会費なんてすぐに回収できます。ほぼ確実に儲かるのですから、こんなにおいしい商売はありません。法律に違反しているかもしれませんが、数万人が転売していて、実際に逮捕されるのは数年に1人とかです。捕まった人は相当運が悪いとしかいいようがありません。そりゃみんなやりますよ。

 

買う人がいなければ売れないわけですから、もちろん買う方に問題はあります。ただし、現状では正規のルートでチケットを入手することが絶望的に難しいのも事実です。お金を払っても手に入れられないのであればまだあきらめもつきますが、お金を払えば手に入るのです。買う方だって、転売に加担することを良しとしているわけではないでしょう。もちろん自分の名義で申し込みだってちゃんとしています。でも、チケットは手に入らない。どうせ正規ルートでチケットが入手できないなら、もう転売チケットをあてにするしかありません。高額だろうが何だろうが、お金さえあれば解決できるのです。なんなら、自分がチケットを買うお金を稼ぐためには、チケットを入手して高く売らなければなりません。チケットさえ手に入れば確実に儲かるのです。悪循環です。

 

ファンもこの状態が良いと思っているわけではありません。せめて公式リセールの導入や、まともな本人確認システムについて考えていただけないかと願います。

 

SnowManもいつかはコンサートツアーをやることでしょう。私自身も他のグループだから、冷静に見ていますが、これがSnowManのチケットだったらなりふり構ってられないかもしれません。後から振り返れるように今の考えとして記録しておきます。

 

(了)