ほぼ毎日Snow Man

SnowManとその界隈の出来事を書いてます。

デビューのハードル

SnowManのCDの売上を見てこれからデビューするグループは大変だなと思った話。

 

7月14日に発売されたSnowMan4枚目のシングル「Hello,Hello」の売上枚数がオリコン集計ですでに84万枚に達しています。ビルボード集計だと85万枚。発売前から「4枚目もミリオンは確実」との観測記事が出ていたのには驚きましたが、ふたをあけてみれば実際にミリオンもいけそうです。4枚連続ミリオンはジャニーズ史上初らしく、ファンの中にも「4枚目まではミリオンを」と思っているかたもいらっしゃるようです。

 

イベント券のついていないCDを売るアーティストの場合、通常はデビューシングルがご祝儀で一番売れて、あとは右肩下がりというパターンが多いです。デビューして1年半、シングルも4枚目ともなればさすがにもうご祝儀相場ではありません。

 

もともとのファンが一番CDを買ったのは、同時デビューしたSixTONESとのダブルクレジットで発売されたデビューシングルだろうと思います。それぞれのファン同士の争いがヒートアップして多くの人がCDを買いまくったおかげで最終的に170万枚以上を売上げ、2020年の年間シングルチャート1位を獲得しました。ジャニーズ事務所もまさかこんなにうまくいくとは思わなかったことでしょう。違うレコード会社が手を組んでCDを販売するなんて前代未聞。セット売りにしたのは、ジャニーズJr.の中でも人気があるほうではなかったSnowManの救済策だと言われていましたが、実際にそうだったのだろうと思います。デビューしたころは、明らかにSixTONESの方が人気がありましたから。

 

双方のファンもデビューシングルをめぐって大バトルをしたものの、2枚目以降の単独名義のCDの売上が重要だとは思っていました。ファンがCDの売上にこだわるのは、ジャニーズのグループにとってはCDの売上こそが正義だからです。

 

その後のSnowManのCDの売上はすさまじく、2枚目、3枚目、4枚目になっても初動の売上は落ちませんでした。3枚目となるシングル「Grandeur」も長期間コンスタントに売れ続け、ミリオンを達成しています。もちろんCDを数百枚単位で購入するコアなファンもいるでしょうが、それだけで達成できる数字ではありません。やはりファンの数自体が増え続けているのだと思います。

 

ジャニーズがCDにこだわり続けているのは色々な理由があると思いますが、これからデビューするグループがCDの売上でSnowManを超えることは難しいでしょう。ジャニーズのデジタルへの参入も進むかもしれません。SnowMan以外のグループも、CDは終わりと言われるこの時代に何十万枚も売っているのです。十分にすごいことです。でもSnowManのように毎回100万枚売る、言い換えればそれだけCDにお金を払うファンがついているグループは、少なくても現存するグループには見当たりません。次にデビューするグループがどこかはわかりませんが、CDの売上で真っ向勝負はしないのではないかなと思います。

 

CDの売上以外でも、SnowManのデビューによって色々なハードルがぐっと上がりました。パフォーマンスのレベルが上がって、「日本のアイドルだから歌や踊りはいまいち」という世間の評価を覆しました。SnowManがジャニーズだと思っている人にとっては、SnowManが基準なので「(他のグループは)ジャニーズなのに歌や踊りがいまいち」と思っているかもしれません。しかも、自分たちでMCを回せて喋れるのでバラエティにもばっちり対応できます。回せる人が何人かいるので、何人かの選抜でも大丈夫です。

 

個人での特異な分野でのお仕事のレベルもぐっとあがりました。佐久間さん以上に熱くアニメやマンガを語れるガチオタはなかなかいないでしょう。ジャニーズじゃなくても普通にいないよ。阿部さん以上に高学歴でクイズができる人はなかなかいないでしょう。しかも、気象予報士。向井さん以上に写真が好きで上手に撮れる人はなかなかいないでしょう。岩本さん以上に自重トレで体を鍛えている人はなかなかいないでしょう。Tarzanの表紙のために見せる体を作る人はいますけど、SASUKEのために指懸垂してる人なんて、ジャニーズ以外でもそんなにいないです。渡辺さん並みに美容に力を入れる男性はなかなかいないでしょう。ラウールさん、目黒さん並みに高身長イケメンのモデルはなかなかいないでしょう。宮舘さん並みに料理ができる人はなかなかいないでしょう。料理は芸能界におけるレッドオーシャンなので、違う分野で強みがあったほうが良いと思いますが。

 

SnowManがデビューしたことで、グループの活動としても、個人の活動としてもハードルが上がったと思います。グループとしては、同じ方向性であればSnowManに強みがあるのですから、自分たちなりの違う強みを強化するべきでしょう。個人であれば、SnowManが進出していない分野で強みを磨いたほうが良いでしょう。

 

次にデビューするのがどのグループかは、今後ジャニーズが何を目指すのかにつながっていると思うのでとても楽しみにしています。実は戦略など何もなくて、単にお気に入りだからデビューさせるのかもしれませんけど。まあ、それはそれでジャニーズ事務所らしいかなとは思います。

 

(了)