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なぜ「おそ松さん」なのか

なぜSnowManが「おそ松さん」実写化の主演なのかについて考えた話。

 

8月3日、赤塚不二夫先生の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメ『おそ松さん』がSnowMan主演で実写映画化されることが発表されました。公開は2022年春の予定です。

 

おそ松さん』は、クズでニートな童貞に成長した松野家の六つ子が活躍(?)する超大人気アニメです。アニメシリーズは3期にわたって放送され、劇場版も公開。2.5次元舞台化も果たし、22年、23年には新作アニメの劇場公開も決定しています。熱狂的なファンも多く、その経済効果はすさまじいものがあります。ブームがひと段落したとは言え、まさに一世を風靡した名作(迷作?)。なぜ実写化するのか。そのうえ、なぜジャニーズが主演なのか。原作のファンの方はかなり疑問を持たれることでしょう。

 

私もおおいに疑問です。

 

おそ松さん』は見た目がほぼ同じ六つ子だから面白いのに、そもそも顔も身長も違います。演じるのがSnowManなので、クズでニートな童貞感が全くありません。童貞は実際どうだか知りませんが、見た目からして明らかにクズでニートではなさそうです。2.5次元のビジュアルはかなり原作に寄せていましたが、実写映画で原作のビジュアルに寄せるのはさすがに限界があります。忠実に再現しすぎて本人だということがわからなくなったら、そもそもSnowMan主演の意味がないですし。

 

そもそもアニメ、漫画が原作の実写化で成功した事例はほとんどありません。ましてや、主演がジャニーズとなると、さらに厳しいものがあります。そのうえ『おそ松さん』はギャグ漫画。原作には2次元でしか表現できないギャグも多く、その面白さを実写で再現するのはとても難しいと思われます。ましてや、人数を合わせるためにオリジナルキャラクターを3人も増やすなんて原作を改ざんしすぎではないでしょうか。原作を何だと思っているのか。

 

映画の主演ということで本来は喜ばしいはずなのですが、なぜ原作ファンから確実に批判を受けるであろう人気アニメが原作なのか。アニメが原作なのはまだしも、なぜよりによってギャグ漫画なのか。9人いるのに、なぜ「六つ子」が主人公の物語を選んだのか。疑問だらけです。

 

最初に聞いたときは、陰謀かと思いました。SnowManが『おそ松さん』に主演するとなれば、原作ファンから叩かれることは必至です。ジャニーズ屈指のアニメオタクである佐久間大介さんの影響で、アニメからSnowManに流れてくるファンも少なくないであろうところ、SnowManにあえてアニメファンの怒りに火をつけるような状態を作り出し、アニメからジャニーズへの流出を食い止めたいのかもしれません。

 

佐久間さんがあまりにガチなのでアニメオタクからも予想以上に好意的に受け入れられてたり、声優としての活動が好評だったりして、これまでになくアニメ界に着々と進出しています。アニメ側からすればこれ以上ジャニーズが進出してくることを好ましく思わない人たちも大勢いるでしょう。

 

原作ファンはただでさえ実写化を嫌いますし、ましてやジャニーズ。そのうえ、肝心な「六つ子」の設定自体を改ざんとなれば、『おそ松さん』ファンだけでなく、アニメファン全員が大変嫌な気持ちになります。SnowManひいてはジャニーズに対する不信感を募らせることが目的なのかと思わないでもありません。

 

ジャニーズ事務所側も、過去の経緯を見れば、批判を受けるであろうことはわかっていたはずです。それなのにこの仕事を受けたということは、SnowManの人気をこれ以上拡大させたくない人たちがいるのかもしれません。『おそ松さん』で下品なギャグを連発するメンバーを見れば、今は熱狂的に応援しているファンも考えが変わってしまうかも。これ以上人気が出ないように、あえて下品なことをやらせようという魂胆かもしれません。

 

あるいは、実写化が先に決まっていて、キャスティングがうまくいかなかったために、結果として主演がSnowManに回ってきたのかもしれません。実写化の権利を獲得したものの、「六つ子」のビジュアルをそろえることが難しいと判断した誰かがジャニーズ事務所と相談したとか。

 

ジャニーズ事務所であれば人数が多いので、メインキャストは事務所内だけで何とかなりそうです。事務所としても、確実にSnowManが批判を受けるであろうことはわかっていたはずです。批判はすべてSnowManに向けさせ、交換条件として次回は本当に推しているグループ主演であまり批判を受けないであろう映画を作らせるくらいのことはやりそうです。

 

おそ松さん』のファンの方は大変嫌な思いをされているだろうと考えると、申し訳ない気持ちになります。キャスティングされた理由も「仲が良いから」的なふわっとした感じで、全く理解できませんでした。『おそ松さん』の実写化ではなく、「ジャニーズ主演の『おそ松さん』」という名の全く別の映画だと思って、その存在をなかったことにしていただければと思います。

 

それにしても、アニメ原作の実写化であれば、もっとSnowManに合う作品があると思うんですけどねえ。『ジョーカー・ゲーム』なんてどうでしょう。何と言ってもアニメ版なら、結城中佐を除いてメインが9人だから、ちゃんと人数が合ってます。身体能力が高いからアクションもしっかりとできそうだし。中佐はぜひ木村さんにやってもらいたいですね。『ジョーカー・ゲーム』ならビジュアルはかっこいいはずだし、コスプレも色々できるから、SnowManファンも大喜びです。以前の実写化はちょっとあれだったので、私の中ではないことになってますが、SnowMan主演ならぜひ見てみたいですね。ファン層も相当重複しているはずなので、そんなにコンフリクトも起こらないと思うんですけどねえ。なぜに『おそ松さん』・・・・謎です。

 

(了)