ブログを1年間書き続けたら「滝沢歌舞伎ZERO 2022」千穐楽のチケットが当たった話
ブログは休止中ですが、こんな奇跡はもう二度と起きないだろうから書いておきます。
なんと「滝沢歌舞伎ZERO 2022」のチケットが、しかも千穐楽のチケットが、さらに「自分で選べるならその辺りの席を是非」と思うような良席が当選しました。
もはや50万円を超えても全く驚かなくなってしまった「滝沢歌舞伎ZERO」の転売チケット。本人確認も全くせず、こんなに高額な転売行為を放置しているのはおかしい!と怒り狂った勢いでブログを初めて約一年。
この人気ぶりでは、チケットが当選することなんて一生ないだろうと思っていました。
私一人が買わなかったからと言って転売がなくなるわけではない。あんなに高いチケットを買える人なんていないかもしれない。だったら空席を作らないためにも私が買った方がいいんじゃないか。
そんな悪魔の誘惑に負けずに堪えて良かった。神様、ありがとう。
9人そろってステージに立っているのを見た瞬間、
涙腺崩壊。
後はもう、ひたすら涙と鼻水。
千穐楽おめでとう!と思ったら、もうダメでした・・・
ふっかさん(だったかな?)が「舞台の上では30秒ぐらいにしか感じない」と言っていましたが、30秒どころか「秒」。
チケットが当たったのも、舞台を見たのも、実は全部夢だったんじゃないかと思うくらいです。
私は今回の舞台を拝見させていただいたので、もう滝沢歌舞伎ZEROには応募しません。なぜなら、なるべく多くのファンに生の舞台を経験してほしいから。
やはり舞台には、生の舞台でしか味わえない魅力があります。そして、その魅力はカンパニーとファンで共有すべきだと思うのです。
私が転売チケットを買わないのはお金がないからではなく、転売が許せないからです。お金さえ払えば見られると知りながら諦めるのは断腸の思いです。
でも、転売チケットを買わなかったからこそ。お金にもならないブログを1年間書き続けたからこそ、チケットが当選したんじゃないかって思うのです。と言うより、そう信じたいです。
努力が必ず報われるわけではない。正義が必ず勝つわけではない。神様なんていないのかもしれない。
それでも、一人一人が「転売チケットは買わない」と決心すれば、転売もなくなって、もっと多くのファンの手にチケットが渡って、千穐楽なのに空席なんてこともなくなるはず。
千穐楽にもかかわらず空席があったのは、転売が成立しなかったということでしょう。チケットは売り切れなのに、見てわかるほどに空席が出ていたのは本当に残念です。
来年の滝沢歌舞伎ZEROがどういう形になるのかわかりませんが、一人でも多くの「本当に舞台を見たいファン」の手にチケットが渡ることを心から願います。